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現在、アメリカで大流行している健康食品飲料のコンブチャですが、アメリカでは、購入だけではなく、自作して飲むという飲み方も流行ってきています。今回はコンブチャの自作方法を紹介していきます。
コンブチャの作り方
これからコンブチャの自作方法を紹介するのですが、ここでのコンブチャとはこんぶ茶ではありません。
モンゴルで発祥した、発酵飲料であり、日本では紅茶キノコとして販売されているものです。紅茶キノコは以前、日本でも大流行したので、その頃に自作をしたことがあるという方もいるかもしれません。
紅茶キノコが、なぜかコンブチャと呼ばれ、アメリカで大流行したので、現在はコンブチャ=紅茶キノコとなっています。日本人からしてみると少しわかりにくい現象です。
つまり、これから紹介するのは紅茶キノコの作り方です。
用意するもの
用意するものは下記のものです。
- 紅茶キノコの株
- ガラス瓶
- 白砂糖
- 紅茶の茶葉
- ペーパーナプキン
- 輪ゴム
これらのものが必要です。紅茶キノコの株以外は簡単に手にはいるでしょう。
作るための基本的なプロセス
下準備
甘い紅茶を作り、それを人肌まで温度を下げておきます。
紅茶を作る際の水ですが、できるだけミネラルウォーターを使用するといいでしょう。
また、水500mlにつき、ティーバッグは1つ、白砂糖は1/3カップ(40g)を使用しましょう。紅茶キノコ株が大きく成長してきましたら、倍量の1lで作ることをおすすめします。
さらに、使用するガラス瓶ですが煮沸消毒、もしくはアルコール消毒をしておきましょう。
紅茶キノコ液を注ぐ
まず、清潔なガラス瓶に、紅茶キノコの株が浸っていた紅茶キノコ液を注ぎます。
紅茶キノコ株を入れる
母株となる紅茶キノコ株を入れる。紅茶キノコの株に直接手を触れる場合は清潔な手で触れましょう。
甘い紅茶を静かに注ぐ
人肌まで温度を下げた甘い紅茶キノコを、ガラス瓶へそっと注ぎます。砂糖はしっかりと溶かしましょう。
全体を軽くかき混ぜる
紅茶キノコの菌と甘い紅茶が混ざるように全体を軽く混ぜます。
発酵するまで放置
直射日光が当たらない常温の場所であれば、冷蔵庫の上、シンクの横など、どこに置いていても問題はありません。
発酵の期間に関してですが、紅茶キノコの発酵に最適な期間は暖かい春や夏です。そのため、季節によって発酵期間が異なってきます。
春や夏は、早ければ2〜3日、発酵の遅い冬は一週間ほどの時間が必要です。冬に関しては、暖房の近くに置いたり床暖房、ホットカーペットの上などに置いたりするのがおすすめとなります。
完成
最初に入れた紅茶キノコの株とは別に、透明の薄い膜が表面にでき、液体の色が薄くなります。夏場などはプクプクと気泡が現れたら試飲をしてみましょう。
甘酸っぱい香りがして、フルーティーな酸味と微炭酸になっていれば完成です。まだ紅茶の味がする場合は、もう少し待ちましょう。
まとめ
紅茶キノコに関しては、自作するのが非常に簡単です。紅茶キノコの株さえ手に入ってしまえば、誰でもすぐに自作することが可能です。
注意点としては、発酵にかかる期間が季節によって異なることです。また、発酵に関しては目視だけでなく実際に試飲してみて完成したかを確認しましょう。