コンブチャといえば、アメリカのセレブの間で大人気のドリンクであり、日本に逆輸入されたのですが、今回はコンブチャがアメリカで大ブームになった理由を紹介していきます。
コンブチャとは
アメリカのセレブ達に流行しているコンブチャは、日本の「こんぶ茶」ではありません。
日本でも1975年代に大流行した「紅茶キノコ」がアメリカのセレブ達が愛飲しているコンブチャの正体です。
紅茶キノコは、モンゴル発祥の伝統的な発酵飲料で、いわゆる菌活に効果のあるドリンクです。この紅茶キノコが、なぜかコンブチャという名称で勘違いされて広まったので、このややこしい「コンブチャ=紅茶キノコ」という現象が生まれています。
流行の理由は?
コンブチャがアメリカで流行した理由の前に、アメリカでは日本食が低カロリー食品として、健康志向のアメリカ人の間では大ブームとなっています。
特に緑茶に関しては、ジェニファー・ロペスなどの愛飲者が多くいます。
その中で、歌姫クリスティーナ・アギレラが産後のダイエットに緑茶を飲んでいたので、緑茶が話題になっていたのです。
このように、アメリカ人に日本の食文化などがすでに浸透していました。
流行のきっかけ
ヘルスコンシャスなアメリカ人に人気のあるコンブチャが流行したきっかけをつくったのは、1人のセレブの存在があります。
そのセレブとは、お騒がせセレブとして有名なリンジー・ローハンです。
このリンジー・ローハンが、飲酒運転で捕まった時に、「私はお酒を飲んでいない。KOMBUCHAを飲んでいただけよ」と発言したのがきっかけで、紅茶キノコがコンブチャになり、アメリカで流行するきっかけになったようです。
余談ですが、コンブチャは発酵の過程で微量のアルコールが発生します。ただ、その量は0.5%程度なので、リンジー・ローハンのように飲酒運転で捕まるということはないのですが、お酒の弱いかたは少量ずつから試すようにした方がいいでしょう。
現在は多くのセレブが飲んでいます
現在、コンブチャは、美容マニアのマドンナ、料理本を出すほどに料理に精通している食通女優のグウィネス・パルトローをはじめ、下記のような方々愛飲をしています。
- ハル・ベリー
- ケイティ・ペリー
- キルスティン・ダンスト
- ミランダ・カー
このような、ナイスバディーを維持している、そうそうたるセレブ達に大人気なのです。
また、ミランダ・カーと結婚していた当時は、オーランド・ブルームも度々、コンブチャを飲んでいるも目撃されています。
最近では
アメリカでは、コンブチャはオーガニックストアで簡単に購入することのできるのですが、最近では自宅で発酵させて自作する人も多いようです。
まるで、昔の日本のようにコンブチャは大ブームとなっています。
まとめ
アメリカで大ブームとなったコンブチャですが、それは紅茶キノコのことです。
アメリカでは和食が健康にいいとしてブームだったので、こんぶ茶と混同された可能性が極めて高いのですが、理由は不明です。
コンブチャがアメリカで大ブームになったのは、1人のお騒がせセレブの珍事がきっかけのようですが、現在は多くの女優やセレブ、歌手が好んでコンブチャを飲んでいます。